面接交渉(面会交流)の平均的な回数についての検索ワードが多くなっていますので、ここに載せておきたいと思います。
ここに記載するものは、子どもの発達や精神的な安定を望まれる場合の回数です。
シェア・ペアレンティングと言われるもので、父母が【親業】を分担するという考えです。
平均的なサイクルとして、隔週で月曜日の朝から金曜日の夜までと金曜日の夜から月曜日の朝までを分担します。
解りやすくすると、
母親が月曜日の夕方に保育園や学校にお迎えに行き、金曜日の朝まで子どもを養育します。
父親が、金曜日の夕方に子どもを保育園や学校にお迎えに行き、月曜日の朝まで子どもを養育するということで、これが比較的ポピュラーです。
夏休み、冬休み、春休みのような長期の休みは父母50−50で分けあいます。
注意点としては、子どもの学業や行事を優先して親業の分担スケジュールは決めてください。
解りやすくいうと、
日曜日に父親の元へ行く予定を立てていたのに、急に学校の行事予定がはいってしまった場合は、そちらが優先されます。
ただし、
日曜日に父親の元へ行く予定を立てていたのに、母親が子どもを遊園地に連れて行ってあげるから一緒に行こうというような、子どもを誘惑し、父親との約束を破らせる行為は絶対に行わないでください。父親の親業を故意に疎外することは、許されません。
無論、父母にも生活の中で急な予定ができてしまうこともあります。その時は、子どもと、もう片方の親に理由をきちんと伝え、風通しの良いコミュニュケーションを計ってください。コロコロと予定を変えて子どもと、もう片方の親を困らせることがないようにお願いいたします。離婚後の共同育児の基本は信頼感が何よりも大切になります。
また、子どもを父母間の伝達役にはしないでください。
解りやすくいうと、
お父さんは、あなたに○○と言っているけれど、それは駄目だとお父さんに言いなさい。
という感じです。
子どもは両親の姿から、人間関係を学びます。よいお手本を示してください。
年齢別のシェア・ペアレンティングは、
ガイドラインをご覧ください。比較的、実行しやすいガイドラインになっています。
ですが、離婚後は、諸事情により、お互い他県に住むことになる父母もいらっしゃるかと思います。ですので、あくまでも無理のないシェア・ペアレンティングを目指したいものです。
一年は365日。
これを上手に父母で分かち合って、有意義な親子の交流時間を持ち、子育てをすることに意味があると思います。

経済不況真っ只中の現代社会です。
離婚して、父母それぞれが自分の世帯を持つことになれば、余計に経済的にも時間的にも気持ち的にも余裕が無くなってしまいがちです。
子どもにまで負担をかけることだけは最小限に止められるよう、できるだけ父母が親業を分担し合って、この不況を乗り切っていただきたいと思います。
両親からの愛情さえ、しっかりと子どもに伝わっていれば、少々の貧しさも子どもたちは逞しく乗り越えることができます。
何故ならば、心が満たされているからです。自分たちは両親から愛されているという確かな糧があるのです。
父母が離婚したことは、自分たちに責任があるのではないかと子どもたちは自責の念を持ちやすいので、離婚は親の都合であり、子どもたちにはまったく関係がないことを伝えてあげてください。
父母が離婚しても、子どもたちを愛する気持ちに変わりがないこと。きちんと育てていくことを約束して、安心させてあげてください。愛情の冷めた両親の姿を見る子どもたちは、自分への愛情も冷めてしまうのではないかと不安を抱いてしまいがちなのです。
さらに、子どもたちに生まれてきてくれてありがとうと感謝の言葉をかけてあげてください。
両親の離婚を経験する子どもは、自分の存在価値を見失いがちです。ですから、生まれてきたことを祝福する言葉がけは絶対に怠らないでください。
自分たちが愛され、生きていていいんだと思えたときに、子どもたちは自分の足で立つことができます。
それが自立です。
夫婦が離婚するとき、どうぞ、子どもへの対応を間違えないようにお願いいたします。
初めのうち当人同士では、うまくいかない場合は第三者が父母の間に立って沈没させないよう舵取りをしていきますので、お気軽にご相談ください。
なお、父母が新たなパートナーと再婚しても、このシェア・ペアレンティングは継続します。
これがパッチワーク・ファミリーと呼ばれるものです。