両親の離婚を経験している子どもたちへ。 お父さんとお母さんが離婚をしたのは何故なのか知りたいなら、あなたの自分のその目で確かめてごらんなさい。 お父さんからの話しを聞いても、お母さんからの話しを聞いても、どちらも間違いではなく、正しくもないのです。 何故ならば、お父さんとお母さんは、一人一人違う人間ですから、同じものを見ているのに考え方も、感じ方も、捉え方も違うからです。 そして、あなたも同じです。あなたも1人の人間です。 お父さんでもなく、お母さんでもありません。あなたは、あなたです。 だから、あなたが、あなた自身で感じたことが、お父さんとお母さんの離婚の理由です。 もしも、お父さん、お母さんを嫌だなと想ったならば。自分自身に問うてごらんなさい。 自分は、それほど素晴らしい完璧な人間ですか?と。 お父さんもお母さんも同じです。完璧な人間など、おりません。 ただ、確かなことだけはあります。 それは、お父さんもお母さんも、あなたを愛しているということです。 生まれてきてくれて本当にありがとう。最高の喜びを与えてくれたあなたに、お父さんもお母さんも心から感謝しています。 愛するあなたを抱きしめます。 たとえ、いま、あなたの傍にいられないとしても、あなたを心の中で抱きしめています。 忘れないでください。 お父さんもお母さんも、あなたのお父さんとお母さんであるということを。 あなたの命に連なるのだということを。

2009年08月23日

『離婚は、子どもにとっても一大事!〜離婚するパパ、ママ、子どもたちの気持ちに耳を傾けて〜』終了♪

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『NPO法人 社会的養護の当事者参加推進団体 日向ぼっこ』 渡井さゆり代表

渡井さんは幼児期に両親の離婚後、実母に連れられ住まいを転々とした後、母子生活支援施設(なんらかの事情で母子世帯になり、生活や子どもの養育が難しくなったときに母と子どもが入所する施設)と二ヵ所の児童養護施設(なんらかの事情で親と一緒に暮らせなくなった子どもが入所する生活施設)で育ちました。

転校先の学校でお友達に渡井さんが引越しが多いと話すと、「お父さんの転勤?」とよく聞かれました。内心、「ああ、やっぱり自分みたいなのは、普通じゃないんだ」と落ち込みつつも、「そんな感じです」と答えていたそうです。

渡井さんは「社会的養護」のもとで育ちました。社会的養護とは、まだまだ聞きなれない言葉ですが、なんらかの事情で家庭での養育・保護が得られない子どもを社会で養育・保護する仕組みのことです。

渡井さんは施設にいた頃、ひとりぼっちの感覚がずっと拭えず、まわりにある、あたたかいものに気付いたとしても安心するのが怖かったのだそうです。「どうせまた離れていくだろう」「どうせうわべだけだろう」「本当に困った時には、きっと助けてくれないだろう」。そう思ってぬくもりに触れることに怯えていたそうです。

そして、心はいつもひとりぼっちで苦しい状態でした。何のために生きていくのかがわからず、しんどい日々を過ごされていたと著書『施設で育った子どもたちの居場所「日向ぼっこ」と社会的養護』のなかで綴られています。

「産んでくれただけで親に感謝している」という人がいますが、渡井さんはずっとそう思えずしんどかったそうです。「産みたくないなら、育てたくないなら、邪魔なんだったら、産まないでほしかった」。ずっとそう思われていたそうです。

「自分自身も生きたいわけではないのに、なんで生きていかなくてはならないのだろう。かといって死んでも人に迷惑がかかる。・・・・・生きるも死ぬも人に迷惑をかけないためか、早く死ねたらいいのにな」。

児童養護施設退所後、渡井さんは時折そんな苦しみにおそわれていましたが、そんな思いにとらわれなくてすむよう、「一緒に生きてくれる人」の存在を感じたかったのだそうです。


施設で育った子どもたちの居場所 「日向ぼっこ」と社会的養護

施設で育った子どもたちの居場所 「日向ぼっこ」と社会的養護

  • 作者: 社会的養護の当事者参加推進団体日向ぼっこ
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: 単行本





自分たちが、されて嫌だったことが繰り返されないように、声をあげる術を知らない人たちが声をあげられるように、そして、社会的養護のもとに育ち、苦しみを抱えている人たちが「生きているって悪くないな」と思えるように、渡井さんは活動されています。

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『早稲田大学大学院法務研究科教授・弁護士法人早稲田大学リーガル・クリニック弁護士』 棚村政行先生

なんらかの事情で家庭での養育・保護が得られない子どもを社会で養育・保護する仕組みを社会的養護と言います。

離婚は夫婦が別れることです。しかし、離婚する夫婦に未成年の子どもがいた場合、両親の離婚を経験した子どもたちのその後がどうなるのかということは、あまり、意識されてこなかったように思います。子どもを育てるのが親の役目。ですから夫婦が別れたとしても、子どもは親が責任を持って育てるのが当たり前だという概念があるのかもしれません。

けれども現実には親元ではなく、児童養護施設で暮らす子どもたちの姿があります。

『自分は生まれてこなければよかった』
『自分はいらない存在なんだ』
『自分は何のために生きているのかがわからない』

このように自分自身の存在意義を見失ってしまっている子どもたちが、社会的養護を受けています。では、なぜ、両親の離婚を経験した子どもたちは社会的養護が必要となるのでしょうか?

今回は棚村政行教授に、いまの日本の家族法からみた両親の離婚を経験するする子どもたちが置かれている実情と、子どもたちに社会的養護が必要となってしまう問題点を諸外国の家族法とも比較して、日本の家族法の課題と、これからの展望を教えていただき、いま一度、親子の在り方について皆さんと考える時間を頂きました。

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実際に社会的擁護を体験された渡井さんを前に棚村先生が、

白熱!!

されていました。

棚村先生が、あんなに熱く語られた姿に、私は感動してしまいました(〃∇〃)

今回のシンポジウムは、思っていた以上の来場者数で本当に感動るんるん

一番若いお客様は、生後7ヶ月の男性でした( ´艸`) 

それにしても女性の姿が多かったのが印象的でした。

ふふふ。。。

世論は確実に【離婚後も共同育児】に変わってきていると私は思っちゃうな揺れるハート

このシンポジウムで新たな御縁もいただけて、びじっとの子育て支援は多くの皆さまの御支援により、益々、充実したものとなりそうです。

わくわくしちゃうね(≧▽≦)

これからも、応援を宜しくお願いいたしますハートたち(複数ハート)
posted by yui at 23:00| Comment(0) | NPOびじっと関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月22日

第2回 両親の離婚を経験する子どもたちの遊び場サークル『結yui』無事修了♪

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前回の第一回目と今回の第二回目との大きな違い。

それは、

離婚後も両親の愛情を感じて育てられたお子さんなのか、そうではないのか、だと私は感じました。

今日も幼児期に両親の離婚を経験された方が参加されました。

でも、前回との大きな違いは、彼の両親は離婚した後も、彼を共同育児で育てる努力の姿勢を彼に見せていたということです。

彼は、離婚して夫婦関係を解消した後も、子どもの両親という関係性を維持しようと努力する姿を見ることで、自分は両親に愛されているんだと実感して育ったそうです。

時には両親の間に挟まれることもあったし、ストレスを感じたこともあった。

けれども、両親という関係性を維持しようとするのは、やはり自分を愛してくれているからだと感じられて心が満たされた。

その彼の言葉が強く私の心に刻まれました。

彼が結婚した時、祝いの席で彼の両親は一つのテーブルに座っていたそうです。

前回の女性は、離婚した両親の人生に振り回されたお子さんでした。

今回の男性は、離婚した両親の人生に振り回されなかったお子さんです。

離婚することが子どもの心に傷を残すのではない。その後の両親の対応が問題なのだ。

その事を、改めて感じたのでした。

2009年08月02日

『離婚は、子どもにとっても一大事!』 〜離婚するパパ、ママ、子どもたちの気持ちに耳を傾けて〜 開催♪

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第2回NPOびじっと・離婚と子ども問題支援センター主催シンポジウム


『離婚は、子どもにとっても一大事!』


〜離婚するパパ、ママ、子どもたちの気持ちに耳を傾けて〜


 いま、児童虐待や育児放棄などにより児童養護施設で暮らす子どもたちの姿があとを絶ちません。
なぜ、子どもたちは社会的養護を受けなければならない状況に陥ってしまうのでしょうか。その根本的原因の一つが、昨今、急速に増えている離婚による、片親家庭や内縁・再婚家庭の増加です。自分の生育への、実の両親双方のかかわりがなくなってしまった子どもたちの問題が浮かびあがっているのです。
今回は、両親の離婚と社会的養護を実際に経験した渡井講師に、このような子どもたちの本音をお聞きします。さらに、離婚後、別れて暮らす親と子の交流が途切れがちになってしまう現行法制度に対して課題を提起する家族法専門家の立場から、棚村講師にお話をいただきます。
そして、両講師と参加者の皆さんとがざっくばらんに話しあい、子どもたちの最善の利益と健全な育成のために、離婚後の親子の関係性のあり方を考えていきたいと思います。

1 日時  平成21年8月23日(日)
       13時20分〜16時20分(受付開始 13時00分〜)

2 場所  板橋区立グリーンホール402会議室    
       東京都板橋区栄町36−1
       03-3579-2222

アクセス=都営地下鉄三田線板橋区役所前駅(A3出口)徒歩5分
       または
東武東上線大山駅徒歩5分
       http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/002/002279.html

3 参加費  500円(未成年者は無料)

4 シンポジウムプログラム(敬称略)

 13:00〜 講演会受付

 13:20〜 開会のことば  NPOびじっと理事長 古市理奈

 13:30〜 講演1  NPO法人日向ぼっこ代表  渡井さゆり 

        「親に振り回される子どもたちの本音」

〔講師プロフィール〕
社会的養護の当事者参加推進団体「NPO法人日向ぼっこ」理事長。社会的養護当事者相談員。両親の離婚後、小学2年生のときに母子生活支援施設、小学4年生の時から高校卒業まで児童養護施設で暮らす。


 14:15〜 講演2  早稲田大学大学院法務研究科教授・弁護士 
              棚村政行

         「離婚後の親子関係」
       −日本の親権法の問題点と課題ー

〔講師プロフィール〕
青山学院大学法学部講師、助教授、教授を経て、現職。2002年より2006年まで法学部教務担当教務主任。家庭裁判所調査官研修所講師、国税庁税務大学講師、東京家庭裁判所調停委員・参与員、カンボジア法制度整備支援民法部会委員などを務めている。著書に「結婚の法律学」(有斐閣)など多数。

 15:15〜 10分間休憩

 15:25〜 渡井講師、棚村講師をまじえ、参加者とともにフリートーキング
        (質疑応答を含む) 

 16:20  閉会

5 申込み先  当日でも参加を受け付けますが、資料等準備のため、
          事前にphone to090−9806−1729 NPOびじっと 
          古市 宛てに申し込みをお願います。
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2009年08月01日

第2回 両親の離婚を経験する子どもたちの遊び場サークル  『結yui』開催

NPOびじっと・離婚と子ども問題支援センターは、新しい子育て支援として、両親の離婚を経験する子どもたちの遊び場『結yui』をスタートいたしました。

多くの子どもたちは、自分の両親の離婚について人に話そうとはしたがりません。離婚の話を聞くと他人はタブーに触れてしまったとばかりに謝り、可哀想な子どもという目で見てしまいがちです。ですから離婚は子どもたちにとって罪深いことであり、同時に離婚の話しをしてしまうことで両親に迷惑をかけてしまうのではないかという漠然とした不安を覚えます。

そしてまた、幼ければ幼いほど、両親が離婚したのは自分自身が悪いからだという自責の念に駆られてしまいがちです。子どもは両親の離婚を止めることができない自分自身に無力感を感じ、自分は見捨てられたという思いから自尊心を喪失してしまうこともあります。そうしたなかで、子どもたちが成人しても社会生活に馴染めない理由として、『親の無関心のなかで育ち「また誰かに嫌われる」と自分に自信を持てず、将来への希望が見いだせないでいる』という悲観的な言動をとるようになります。

そこで、NPOびじっとでは、両親の離婚を経験する子どもたちの健全な自尊心の基盤として、自分の自己同一性(アイディンティティー)を見出させ、自分の家族や親族に依拠せずに、自分を1人の人間として見ることができるようにすることを大きな目的とした、子どもたちの遊び場『結yui』を開始することになりました。遊戯、工作、読み聞かせ、メディテーション、自己理解など、様々な実践を行います。子どもたちは、大いに楽しみながら、自分自身の心と対面し、両親の離婚を自分自身で乗り越えていけるようになり、新しい子育て支援として大きく注目されることが間違いないものと皆さまに確信していただけます。

1 日時  平成21年8月22日(土) 
      13時20分〜16時20分(受付開始 13時00分〜)

2 場所  板橋区立グリーンホール401会議室    
       東京都板橋区栄町36−1
       03-3579-2222

アクセス=都営地下鉄三田線板橋区役所前駅(A3出口)徒歩5分
       または
       東武東上線大山駅徒歩5分
       http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/002/002279.html

3 参加費  無料 (印刷代などの諸経費については別途、お支払いいただきます)

4 申込み先  当日でも参加を受け付けますが、資料等準備のため、
          事前に電話phone to090−9806−1729 NPOびじっと 
          古市 宛てに申し込みをお願います。
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