両親の離婚を経験している子どもたちへ。 お父さんとお母さんが離婚をしたのは何故なのか知りたいなら、あなたの自分のその目で確かめてごらんなさい。 お父さんからの話しを聞いても、お母さんからの話しを聞いても、どちらも間違いではなく、正しくもないのです。 何故ならば、お父さんとお母さんは、一人一人違う人間ですから、同じものを見ているのに考え方も、感じ方も、捉え方も違うからです。 そして、あなたも同じです。あなたも1人の人間です。 お父さんでもなく、お母さんでもありません。あなたは、あなたです。 だから、あなたが、あなた自身で感じたことが、お父さんとお母さんの離婚の理由です。 もしも、お父さん、お母さんを嫌だなと想ったならば。自分自身に問うてごらんなさい。 自分は、それほど素晴らしい完璧な人間ですか?と。 お父さんもお母さんも同じです。完璧な人間など、おりません。 ただ、確かなことだけはあります。 それは、お父さんもお母さんも、あなたを愛しているということです。 生まれてきてくれて本当にありがとう。最高の喜びを与えてくれたあなたに、お父さんもお母さんも心から感謝しています。 愛するあなたを抱きしめます。 たとえ、いま、あなたの傍にいられないとしても、あなたを心の中で抱きしめています。 忘れないでください。 お父さんもお母さんも、あなたのお父さんとお母さんであるということを。 あなたの命に連なるのだということを。

2012年07月30日

■【神戸新聞】離婚後の面会交流 親の権利より子の意思優先

 離婚によって離れて暮らすことになった親子の定期的な面会について、離婚時に決めるよう明記した改正民法が4月に施行された。離婚届には面会の取り決めの有無を記入する欄が設けられたものの、双方の関係や子どもの状況から、面会交流の望ましい形は一様ではない。(坂口紘美)

 未成年の子どもがいる夫婦の離婚は約14万7千件(2010年)。婚姻中は夫婦それぞれが親権を持つ「共同親権」で、離婚後は一方が有する「単独親権」になる。これまでは親権を失った側が面会を主張しても法的裏付けが弱く、次第に疎遠になってしまうケースが少なくなかった。

 離婚の増加や男性の育児参加などから、定期的な面会交流を求める親は増えている。神戸家庭裁判所によると、面会交流をめぐる兵庫県内の調停数は11年までの11年間で4・6倍、調停が不調に終わった際の審判数も3・4倍に増えた。

ママのために

 播磨地域の30代女性は09年に調停離婚した。女性が長女(5)の親権者となり、元夫からは月額1万円の養育費を受け取り、月1回2時間、長女に会わせる約束をしたが、面会が近づくと、長女は体調を崩すようになり、延期や中止が続いた。

 「娘が成長して『パパに会いたい』と言ってからでも遅くない。無理強いしたくない」と話す女性に対し、元夫は「親権者である母親が面会交流に消極的でその影響を受けている」と主張。調停での取り決めの履行を促す「間接強制」や慰謝料請求を通じて面会を求めた。

 10年12月からほぼ月1回、女性の母親や弁護士が付き添い、長女は元夫と会っているが、泣いて拒絶し面会が中断することも。「弁護士が『これはママを助けるためのお仕事』と諭すほど。こんな面会は子どものためにならない」と女性は訴える。

取られたら…

 横浜市の女性会社員(37)は3年に及ぶ調停、審判を経て昨秋、離婚が成立した。親権に含まれる子どもと一緒に暮らす権利(監護権)は女性、財産管理に関する親権は元夫(42)が持つ。小学1年の長男は月2回泊まりがけで元夫と過ごす。

 「会わせたら子どもを取られるのではと思っていた」と女性は明かす。面会後、仮に子どもを戻さないと、未成年者略取に問われることもあり、そうした事態は考えにくいが、女性の不安を解消しようと、元夫の弁護士が面会交流を仲介するNPO団体「びじっと」(TEL090・9806・1729、午前10時〜午後6時)などを紹介。びじっとのメンバーが面会の最後まで子どもに付き添う条件で、09年から面会が始まった。

 月1回2時間から徐々に時間や回数を増やし、付き添いも不要に。当初月7千円だった養育費は元夫の提案で小学校入学を機に2万円に増額された。以前のような相手への不信感はなくなり、夏休みは元夫が計画する父子での屋久島旅行に送り出すつもりだ。

 「離れて暮らしても息子にとって父親は大事な存在。私にとっても安心感になっている」と女性は話した。
【面会交流】 2011年、民法第766条「離婚後の子の監護に関する事項の定め等」が改正。協議離婚の際、面会交流と養育費の分担があること、これらの取り決めをするときは子の利益を最も優先して考えねばならないことが明記された。離婚届にチェック項目も新設されたが、空白のままでも受理される。

〈識者の声〉

子どもにとってより良い面会交流とは。専門家に聞いた。

◆面会交流が子どもに及ぼす影響を調べたみのり法律事務所(神戸市中央区)の長谷川京子弁護士
 面会交流ありきの現状は疑問。結婚中にDV(ドメスティック・バイオレンス)や虐待があったケースもある。子どもにとって有益な面会なのかを見極め、場合によっては会わせないという決断を下す必要もある。面会交流は父母に協力関係がないと実現困難なのに、現状は司法に解決を求めざるを得ない夫婦に、裁判所がしゃくし定規に面会交流の頻度や時間を決めてしまうことが多い。養育費の減額と交換条件にするようなケースもあり、子の利益という視点が欠落している。

◆大津家裁で家事調停委員を12年間務めた、神戸親和女子大の棚瀬一代教授(臨床心理学)
 幼い子どもほど一緒に暮らす親の感情を自分のものとして捉える「感情伝染」が起きやすい。同居する親が面会交流に消極的だと、子どもは離れて暮らす親を排除しようとする「片親疎外」に傾きやすくなる。別居親がそれを非難すれば、子どもは面会交流を苦痛に思うだろう。個人的感情は脇に置き、双方が「子どもの健やかな成長のため」と割り切ることが重要。裁判所や自治体には面会交流に関する無料相談窓口を望みたい。

◆県こころのケアセンター副センター長で児童精神科医の亀岡智美さん
 子どもが面会交流を拒む理由として、もともと別居親と関係が悪い▽父親を避ける乳児期や思春期と重なった▽同居親の消極的な気持ちを察している▽離婚のショックが癒えていない‐があるが、そうした子どもの心に目がいかず、親の権利ばかり強調されているのが現状だ。面会交流の主役は子ども。成長とともに子どもの気持ちは変わるし、求められる親の関わり方や頻度も変わる。直接会わなくても、手紙を書いたり誕生日にプレゼントを贈ったり養育費を払い続けたりすることで、親の愛情は伝わる。

(神戸新聞 2012/07/30 10:04)

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posted by yui at 23:59| Comment(0) | NPOびじっと関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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